初期投資をすることなく、アプリケーションやビジネスが軌道に乗ったときに、これまでの開発資産をそのまま活かせ、スケールアップ可能なツール環境、それがベストな選択肢です。Ext JS Community Editionは、モダンで高機能なWebアプリケーションをすばやく構築し、ビジネスアイデアをすばやくカタチにします。収益化したときには、上位の商用エディションにシームレスに移行できます。
Ext JS Community Editionの主な機能:
- クロスプラットフォームエンタープライズWebアプリケーション構築をサポートするコアフレームワーク
- スプレッドシートの選択、セル編集などの機能を備えたGridを含む、数百ものモダンコンポーネント
- 包括的なデータパッケージ – 膨大なデータセットの管理とスムーズスクロールを実現する仮想ストアを使用し、データ解析アプリケーションを容易に作成可能
- 美しいアプリ作成をサポートするマテリアルテーマ
- スターターアプリを生成/ビルドできるオープンツール
- npm、WebPack、Babelなど最新のWebテクノロジーツールのサポート
- サンプルアプリケーション – チュートリアルとガイド
- Stencils – アプリデザインのための完全なUIアセットツールキット
- ホストされたnpmリポジトリへのアクセス
Ext JS Community Editionはこんな方に最適
個人のJavaScript開発者、趣味のプログラマ、新しいプログラミング言語を学習する学生、収益が10,000米ドル未満の企業/組織に属し、新たにクロスプラットフォームWebアプリケーションの開発やオープンソースのJavaScriptプロジェクトのメンテナンスに関わる方、Ext JSフレームワークを学習したい方に最適なツールです。
また、まだ収益化できていないスタートアップ企業が、アプリケーション開発のためにプロフェッショナルツールを必要としている場合にも、Community Editionは最適な選択です。マルチプラットフォームアプリケーションの構築に、容易に習得できるツール環境を用いることで、すばやく結果を得ることができます。
Ext JS Community Editionは次のようなケースでも利用できます
個人の開発者の方は、Ext JS Community Editionを使ってアプリケーションを作成し、年間売上10,000米ドルに達するまでその アプリケーションを販売することができます。
小規模な企業や売上のない組織(年間売上10,000米ドル未満)の方は、Community Editionを使ってアプリケーションの開発が可能です。売上合計が10,000米ドルを超えるか、5人以上の開発者を有するようになった時点で、Pro版以上の商用Ext JSライセンスを購入します。
Sencha Ext JSでは現在、Community、Pro、Enterpriseの3つのエディションを用意しています。エディション間の違いについては、機能一覧をご覧ください。
Ext JS 機能一覧
Community | Pro | Enterprise | |
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Ext JS (HTML5/JavaScriptフレームワーク) | |||
Grid (モダンコンポーネント) | |||
Buttons、Panels、Tabs (モダンコンポーネント) | |||
Toolbars、Tooltips、Windows (モダンコンポーネント) | |||
Audio、Videoなど (モダンコンポーネント) | |||
Forms (モダンコンポーネント) | |||
Trees (モダンコンポーネント) | |||
マテリアルテーマ | |||
オープンツール (ExtGen、ExtBuild)、NPM, WebPack, Babelサポート | |||
Cmd (ビルド最適化ツール) | |||
Ext JS Stencils (デザインキット) | |||
100以上のクラシックコンポーネント | |||
1年間の保守サポート | |||
Visual Studio Codeプラグイン (生産性ツール) | |||
IDEプラグイン (JetBrains、Visual Studio IDE、Eclipse向け生産性ツール) | |||
Architect (ビジュアル・アプリケーション・ビルダー) | |||
Sencha Themer (スタイリングツール) | |||
Inspector (デバッグツール) | |||
D3 Adapter (データの可視化) | |||
Pivot Grid (データの分析) | |||
Calendar (予定の管理) | |||
Exporter (データの出力) | |||
Sencha Test (ユニットテストとエンドツーエンドテスト) | |||
ExtReact (構築済のReactコンポーネント) |
FAQ
Ext JS Community Editionとはどのような製品ですか?
Ext JS Community Editionは、データを扱うようなクロスプラットフォームWebアプリケーション構築を始めるのに最適なツールです。Ext JS Community Editionには、数百のモダンコンポーネントを含むモダンExt JSフレームワーク、美しいマテリアルテーマ、npmベースのオープンツールが含まれており、限定された商用利用が可能なライセンスが適用されます。
コンセプトをカタチにしたり、スタートアップ企業を軌道に乗せるには、ある程度の資本や売上がないと困難です。開発者にプロフェッショナルツールを用意するには、こうした収益を得る前に大きな出費が必要となるでしょう。Community Editionなら、個人やスタートアップ企業の年間売上高が10,000米ドルに達するまで、自社のビジョンをカタチにするためのツール機能を利用できるように設計されており、事業が軌道に乗った時点で、Ext JS商用ライセンスに切り替えることが可能です。
個人の開発者の場合、Community Editionを使ってアプリケーションを作成し、年間売上10,000米ドルに達するまでその アプリケーションを販売することができます。
小規模な企業や売上のない組織の場合(年間売上10,000米ドル未満)も、Community Editionを使うことができます。売上合計が10,000米ドルを超えるか、5人以上の開発者を有するようになった時点で、商用のExt JSライセンスを購入する必要があります。
Community Editionのライセンスはどのように入手することができますか?
登録を行い、Community Editionのライセンス規定に同意します。これにより、1年間または収益が10,000米ドルに達するまでライセンスは有効となります。
Ext JS に他のエディションはありますか?
はい、Ext JSでは現在、商用ライセンスとして、Pro、Enterpriseの2つのエディションを用意しています。エディション間の違いについては、機能一覧をご覧ください。
Community Editionから上位エディションにアップグレードすることはできますか?
はい、上位エディションへのアップグレードが必要になった場合(Community Editionの規定に合致しなくなった場合や上位エディションのより多くの機能が必要になったとき)は、必要なエディションを購入することができます。Community Editionからは、容易に上位エディションに作成したコードやプロジェクトを移行することができます。
Community Editionのトライアル版はありますか?
1年間の期間ライセンスとなっているため、Community Editionにトライアル版は用意されていません。より高度な機能を含む製品機能を評価する方法として、Ext JS Premiumの30日無料トライアル版 を用意しています。エディション間の違いについては、機能一覧をご覧ください。
Community Editionを使って構築したアプリケーションやコンポーネントを販売することはできますか?
はい、Community Editionによって開発したいずれのアプリケーションもコンポーネントも、年間売上10,000米ドル未満というCommunity Editionのライセンス規定に基づいて販売できます。ライセンス規定の詳細は、こちらをご覧ください。
Community Editionを使って構築したアプリケーションを自社向けに利用することはできますか?
売上が10,000米ドルを超える企業向けに利用する場合には、Ext JSの商用ライセンスが必要です。
所属する企業の売上が10,000米ドルを超えている場合でも、個人で使用するためにExt JS Community Editionをダウンロードすることはできますか?
はい、Community Editionを個人で使用する場合、個人で使用するためのアプリケーションの開発に利用したり、年間売上10,000米ドル未満の範囲で販売することができます。ライセンス規定の詳細は、こちらをご覧ください。
Ext JS Community Editionを使ってアプリケーションを構築するのに別途ロイヤリティが発生することはありませんか?
いいえ、Community Editionを使って構築されたアプリケーションやコンポーネントの配布に費用はかかりません。しかし、Community Editionを使って構築したソフトウェアのライセンスやサービスを販売している場合、これらの収益が10,000米ドルを超えるか、企業の売上が10,000米ドルを超えた時点で、使用ライセンスの購入が必要になります。ライセンス規定の詳細は、こちらをご覧ください。
Community Editionを非営利団体向けのアプリケーション開発に利用できますか?
はい、その開発によって得る利益が年間10,000米ドルを超えない限り、Community Editionを非営利団体向けのアプリケーション構築に利用することができます。ライセンス規定の詳細は、こちらをご覧ください。
Community Editionに関する制約について正式なドキュメントはありますか?
Community Editionの制約については、こちらのドキュメントをご覧ください。
Ext JS Community Editionは、学校向けにも適していますか?
Ext JS Community Editionは、プログラミング言語学習のために学生が個人のPCにインストールするのに最適な製品です。教室で利用する場合には、Ext JS商用ライセンスをアカデミック価格で提供します。詳細はお問い合わせください。
サブネットごとに5ユーザーの制限があるのはなぜですか?
Community Editionは、個人の開発者、趣味のプログラマ、限定された商用ライセンスの範囲で使用可能な小規模なチーム向けの製品です。5人以上の開発者を有する企業や組織では、Ext JSの商用ライセンスの購入が必要となります。そのため、こうした制限が設けられています。
Community Editionのインストールはどのように行うのですか?
npm リポジトリにアクセスして、Ext JS npm パッケージ/ツールをインストールします。